ニュースリリース
2003年6月26日
JFEエンジニアリング株式会社
『飛灰DXN類揮発脱離分解装置(ハイクリーンDX)』の
優秀環境装置表彰について
 当社が、飛灰中ダイオキシン類の新世代除去技術として開発した『飛灰DXN類揮発脱離分解装置(ハイクリーンDX)』が、この度 社団法人日本産業機械工業会より『第29回優秀環境装置表彰日本産業機械工業会会長賞』を受賞致しました。なお当社の同賞受賞は、昨年の『プラスチックボトル自動選別装置』に引き続き、2年連続の受賞となります。

 『飛灰DXN類揮発脱離分解装置(ハイクリーンDX)』は、空気流通下、加熱により飛灰中のダイオキシン類やその他の有機化合物を400℃以上で揮発脱離し、排ガスへと移行させ、触媒により分解・無害化する技術です。

 従来技術では、処理後の飛灰にダイオキシン類再合成の要因となる有機化合物が残存し、再合成を防止するため、加熱処理後の飛灰を急速冷却した上で重金属類の安定化処理を行い、埋め立て処分を行っていました。

 ハイクリーンDXでは、当社が独自に開発した『攪拌流動層加熱器』により高効率で飛灰を加熱し、加熱空気を用いて飛灰中のダイオキシン類やその他の有機化合物を揮発脱離させ、排ガスに移行したダイオキシン類を含む有機化合物を、高性能酸化触媒により高効率で水と二酸化炭素に分解します。処理後の飛灰には、有機化合物が含まれないため、ダイオキシン類再合成の心配がありません。このため、処理後の飛灰は急速冷却の必要がなく、そのまま重金属安定剤で安定化処理します。(図1参照)

 ハイクリーンDX実証試験装置(処理量80kg/h)は鶴見事業所内環境R&Dセンターに設置され、連続運転での実証試験によりその性能を確証された後、本年3月に竣工した『エコセンター番匠』(佐伯地域広域市町村圏組合向け)に初号機として納入されており、現在順調に稼動しております。

 JFEエンジニアリングでは、主力商品であるごみ焼却炉(ストーカ式、シャフト式ガス化溶融炉、サーモセレクト式ガス化溶融炉)に加え、各種リサイクル施設やハイクリーンDXを含む排ガス・灰処理装置などの幅広い品揃えで、社会のニーズに応えて行きたいと考えています。
以 上  
 
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  JFEエンジニアリング(株) 総務部 総務室 TEL.03(3217)2138