ニュースリリース
2003年6月9日
JFEエンジニアリング株式会社
シャフト式ガス化溶融炉の引渡しについて
 当社が、佐伯地域広域市町村圏事務組合(佐伯市、上浦町、弥生町、宇目町、蒲江町、鶴見町、本匠村、直川村、米水津村の1市5町3村により構成)より受注・建設しておりました、シャフト式高温ガス化溶融炉は、本年3月末を以って竣工・引渡しを行い、既に本年4月より稼動を開始し、順調に操業しております。

この施設は、当社が受注した初号機5施設のうちの一つ(参照)で、今般(6月8日)落成式が執り行われました。
 施設の概要は以下のとおりです。
1. 名  称 エコセンター番匠
2. 形  式 全連続式シャフト式高温ガス化溶融炉
3. 処理能力 110トン/日(55トン/日×2基)
4. 付帯設備 リサイクルプラザ(33トン/日)
 シャフト式高温ガス化溶融炉は、当社が高炉などの鉄鋼技術をベースに、廃棄物処理技術として実績のある流動床技術を組み合わせて開発した溶融炉です。その特徴は、コークスを利用した高温の溶融・ガス化を行うことで、幅の広い種類のごみを、安定的に溶融・ガス化できることにあります。また、最終処分場の掘り起こしごみなど、多様な廃棄物を処理できるだけでなく、炉内を高温還元雰囲気とすることによりダイオキシンの発生を抑える効果があります。
更に、生産されるスラグ・メタルは非常に高品質で、道路資材をはじめ、各種建設資材として利用されています。

当社のシャフト式高温ガス化溶融炉は、技術の優秀評価を受け、本年4月に2002年度 日本機械学会技術賞を受賞致しました。

また、今般竣工・引渡しを行った佐伯地域広域市町村圏事務組合向け施設を含め、当社が既に竣工・引渡しをいたしました5施設のシャフト式高温ガス化溶融炉は、非常に順調に稼動しており、客先より高い評価を頂いております。

ごみ焼却炉の市場は、ダイオキシン対策工事が一通り収束したこともあり、現状では縮小傾向で、競争も激化しております。ガス化溶融炉も、20社を超えるメーカーが様々な方式で営業を展開していますが、当社では実績あるストーカ式焼却炉に加え、シャフト式高温ガス化溶融炉、サーモセレクト式ガス化改質炉とを併せ、ごみ焼却炉のトップメーカーとしての地位を確立するとともに、環境・リサイクルに関する技術を通して社会への貢献をして行きたいと考えております。
以 上  

1. 岐阜県 各務原市向け
  処理能力 64 t / 24 hr × 3炉 計192 t / 24 hr
  竣   工 平成15年3月
2. 福岡県 甘木・朝倉・三井環境施設組合向け
  処理能力 60 t / 24 hr × 2炉 計120 t / 24 hr
  竣   工 平成15年3月
3. 北海道 日高中部衛生組合向け
  処理能力 19 t / 24 hr × 2炉 計38 t / 24 hr
  竣   工 平成15年3月
4. 岩手県 盛岡・紫波地区環境施設組合向け
  処理能力 80 t / 24 hr × 2炉 計160 t / 24 hr
  竣   工 平成15年3月
5. 大分県 佐伯地域広域市町村圏事務組合向け
  処理能力 55 t / 24 hr × 2炉 計110 t/ 24 hr
  竣   工 平成15年3月
       
 
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  JFEエンジニアリング(株) 総務部 総務室 TEL.03(3217)2138