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2003年6月4日
JFEエンジニアリング株式会社
鹿島建設株式会社
中小規模下水処理施設を
JFEエンジニアリングと鹿島が共同提案
JFEエンジニアリング株式会社(社長 土手重治)と鹿島建設株式会社(社長 梅田貞夫)は、両社の有する技術・ノウハウを、中小規模下水処理施設の「計画」「設計」「建設」「運転」「維持管理」といったあらゆるフェーズで活用することにより、今後のコスト削減ニーズに対応できるとの考えから、当面、中小規模下水処理施設の「建設」「運転」に関する分野において連携していくことで合意しました。
JFEエンジニアリングの下水処理プラント関連技術と、鹿島の土木・建築を中心とした全体施工管理に関する技術を有機的に活用し、標準的な小規模処理場を一括で施工した場合の建設コストを試算したところ、約20%のコストの削減が可能でした。
今後、両社では可能な範囲で中小規模下水処理場や集落排水処理場等に連携して取り組み、品質保証やコスト削減、工期短縮など自治体のニーズに対応していく方針です。
【背景】
我が国の下水道施設は大都市を中心に整備が進み、平成13年度末で大都市の多くで100%近く、全国平均では64%に達しています。一方、地方都市部では普及が遅れ、人口5万人未満の市町村では30%程度の普及率にすぎません。今後は集落排水を含め、新規の下水道整備は地方都市部に集中することが予想されます。
JFEエンジニアリングと鹿島が連携することにより、中小規模下水道施設に必要な技術分野がカバーでき、地方自治体のニーズや地域特性に応じた多様な提案が可能となります。
【両社の提案内容】
両社は、オキシデーションディッチ法(注)を利用した中小規模下水道を一括責任施工により建設することを提案します。
従来型の方式と比較すると次のような特長があります。
●
建設費が約20%、運転管理費が約10%削減される。
●
建設工期を大幅に短縮でき、供用開始を早められる。
●
敷地面積を約10%削減できる。
●
一括責任施工により、自治体の施工監理負担が軽減される。
これらの提案は、JFEエンジニアリングが保有する「下水処理プラント関連技術(水中プロペラ式曝気攪拌装置など)」と鹿島の「土木・建築を中心とした全体施工管理に関する技術」、「地元密着型・総合力を活用した営業網」を有機的に活用したことにより可能となりました。
(注)オキシデーションディッチ法(OD法)
一般に、中小規模の下水道処理場に利用される方法です。
反応タンクの構造として、深さ1.0~2.5m程度の環状あるいは長円形の水路を設け、機械曝気装置により混合液の流動と酸素供給を行っています。曝気ゾーンが限られているため、反応タンク内を好気と嫌気条件に分けることにより、脱窒処理が可能であるという特長があります。
【今後の展開】
JFEエンジニアリングと鹿島では、異業種連携による一括責任施工のメリットを企業者にアピールし、今後可能なものについては、両社で地方都市における中小規模処理場マーケットに注力して行く方針です。
以 上
●本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
JFEエンジニアリング(株)
総務部 総務室
TEL.03(3217)2138
鹿島建設(株)
広報室
TEL.03(3746)7040
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