ニュースリリース
2003年4月14日
JFEエンジニアリング株式会社
焼却炉技術の供与について

 当社はこのたび、都市ごみ焼却炉の要素技術のうち、処理量30~450t/日のストーカ炉の設計・製造に関する技術供与契約を、中国の常州三立環保設備工程有限公司(三立公司)との間で締結致しました。

三立公司は、中国江蘇省常州市に本社を置き、焼却炉・排ガス処理装置等を扱う環境設備エンジニアリングメーカーで、環境プロジェクトに関する設計、施工、主要設備の開発から製造までの実績を有しております。

今回の技術供与対象は、ストーカ式焼却炉(JFEハイパー火格子)、半乾式排ガス処理(JFEリマール)および無触媒脱硝システムの三つの技術で、契約期間は10年となります。併せて当社は、三立公司を日本や東南アジア向けの焼却炉設備と部品等の調達拠点として位置付けて参ります。

当社は、国内外で100件を超えるストーカ炉の受注実績を有しておりますが、本技術供与契約を契機に、三立公司との協力関係を強め、急成長する中国環境機器市場における技術プレゼンスを拡大したいと考えております。

以上  
 1. 供与先
1) 社 名 常州三立環保設備工程有限公司
2) 所在地 中国江蘇省常州市
3) 事業内容 都市生活ごみ焼却炉の設計、製造、据付
4) 売上規模 3,700万人民元(約5.6億円)
5) 従業員数 112名
6) 設 立 1998年10月
 2. 供与技術
1) ストーカ式焼却炉(JFEハイパー火格子式焼却炉)
幅広いごみ質に対応可能で信頼性・耐久性に優れた火格子(ストーカ)焼却システム。自社開発のJFEハイパー火格子と高度な自動燃焼制御との組み合わせにより低公害かつ安定した焼却性能が得られる。
2) 半乾式排ガス処理(JFEリマール)
ごみ焼却排ガスに消石灰のスラリーを吹き込み、排ガスに含まれる塩化水素(HCl)や硫黄酸化物(SOx)などの有害ガスを高効率に反応除去するシステム。
3) 無触媒脱硝システム
触媒を用いることなく、焼却炉内の高温ゾーンにアンモニアや尿素を吹き込み、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を窒素と水に還元して無害化するシステム。JFEが世界に先駆けて開発し、多数の実績を有する。
 3. 技術供与の実績
1) 火格子技術のデンマーク フェルント社とのクロスライセンス
2) 排ガス処理技術のフランス アルストーム社への供与
3) 焼却炉技術、排ガス処理技術の韓国JINDO社への供与
4) プラスチックボトル材質・色選別技術、ガラス瓶色選別技術のオーストリアIUT社への供与
 
 ●本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
  JFEエンジニアリング(株) 総務部 総務室 TEL.03(3217)2138