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微量有害物質を極低濃度まで除去(排ガス活性炭吸着装置)

JFEガスクリーンDXは、ダイオキシン類対策特別措置法で定める排出基準(=0.1ng-TEQ/m3N)を低コストでクリアするために新たに開発した独自構造のカートリッジ式小型活性炭吸着装置です。高い除去効果(ダイオキシン類濃度0.01 ng-TEQ/m3N、水銀濃度10μg/m3N以下が可能)、省スペース、容易な運転管理を特長とし、経済的にも優れています。また、製鉄・化学プラントから排出されるベンゼン等ダイオキシン類以外の微量有害物質の除去にも対応できます。

ガスクリーンDX 外観図

側流式構造を採用した活性炭カートリッジ

適用フロー例

運転温度 最高約200℃

(1)清掃工場炉向け

(2)灰溶融炉・製鋼用電気炉向け

特徴

(1)高い除去効果

ダイオキシン類濃度 : 0.01ng-TEQ/m3N以下
水銀濃度 : 10μg/m3N以下

吸着能に優れた粒状の活性炭で活性炭層を形成して排ガスを通過させるため、活性炭噴霧方式では達成困難なダイオキシン類濃度0.01ng-TEQ/m3N以下、水銀濃度10μg/m3N以下が可能となりました。(ごみ焼却炉、灰溶融炉、電気炉向け)

(2)省スペース

設置面積 従来の1/3以下

カートリッジに側流式構造を採用することにより、活性炭と排ガスの接触効率が向上しました。そのため、活性炭充填量が大幅に少なくなり、従来の大型装置というイメージが強い移動層式活性炭吸着装置とは異なり、画期的なコンパクト化を実現しています。 また、コンパクトなため既存設備への設置にも対応可能です。

(3)容易な運転管理

排ガスは固定された活性炭カートリッジを通過することにより浄化され、装置内に駆動部分がありません。従って日常における装置の操作や保守作業がほとんど不要で、操業の省力化が図れます。さらに、充填された活性炭は1年程度性能を維持しますので、維持補修作業は1年に1回程度カートリッジを交換するだけで済みます。

カートリッジ交換フロー

主な維持補修は1回/年程度※のカートリッジ交換のみ

  • 交換頻度は処理ガス量、除去対象物質種類、除去対象物質濃度により異なります。
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