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製品/サービス PRODUCTS

上水プラント

ろ過設備

ニュー・ハーディンジ600ろ過装置

この装置は、多くのセクション(小室)に分割された重力式のろ過装置で、自動的にろ層を洗浄・再生し、ろ過能力を回復する独特の逆洗方式を採用しています。 逆洗装置は、ろ床の上をあらかじめ定められた水頭差またはタイマーによって起動し、ろ床を部分的に洗浄します。逆洗してないセクションは、その間もろ過を続けています。

【 特 長 】

「ニュー・ハーディンジ600」急速ろ過装置は、ろ過層の厚さが600mmであり、表面 洗浄装置、ろ過排水装置を完備した全自動急速ろ過装置です。

  • 部分洗浄方式。
    走行台車に組み込まれた逆洗装置は、ろ床の上を電動装置によって低速度で前進後退します。小分割された1セクションを順次停止して、完全洗浄するステップ洗浄方式です。そのため動力はきわめて小さく、通 常の数分の1または10数分の1です。
  • 低損失水頭。
    流入より流出までの総損失水頭が約1mです。したがって沈澱池~浄水池間の水位 差が1mあれば、この装置を組込むことができ、平担地または増量の場合きわめて便利です。
  • 逆洗水槽が不要。
    浄水渠中のろ過水を直接ポンプ揚水して、逆洗および表洗水として利用する機構です。このため逆洗水槽または高架槽等は一切不要です。
  • ポンプ室、管廊、操作室、電気室などの附帯設備が不要。
    ろ過池上を走行する走行台以外の機器は全く不要です。したがって上記付帯設備に要する敷地、設備費、維持管理が不要となり、きわめて経済的です。
  • 全自動式。
    運転は全自動で、メンテナンス以外に人手は不要です。洗浄は損失水頭、タイマーによる設定インターバルによって行ないます。異常時には損失水頭優先機構によって安定した水質を維持します。

A. 未ろ水流入管 B. 原水渠 C. 原水流入孔 D. 分割仕切板 E. ろ材 
F. ポーラスプレート集水装置 G. 浄水室 H. 浄水集水管 I. 摺動板 J. 浄水渠 
K. 計量用四角堰 L. 浄水ます M. 浄水管 N. 排水とい O. 排水ます P. 越流堰 
Q. 排水管 R. 走行台 S. 逆洗ポンプ T. 表洗ポンプ U. 切替三方弁 
V. 排水ポンプ W. 駆動装置 X. クリーナーボックス Y. 逆洗弁 Z. 制御盤 

■ろ過工程

未ろ水は、原水渠Bより原水流入孔Cによって均等にろ過池に流入します。各セクションは、分割仕切板Dによって独立し、ろ材Eと集水装置Fを収納し、水はそこを通 過中に濁質を除去され、浄水となって浄水室G、浄水集水管Hを経て浄水渠Jに流出します。 浄水はさらに四角せきKによってろ過量を計量し、浄水ますL、浄水管Mより浄水池に流出します。浄水渠とろ過池の水位 差がろ過損失水頭です。

■洗浄工程

走行台Rがセクションの真上で停止し、逆洗ポンプSが稼働、その吐出水はa点で分岐、一部は表洗ポンプTで加圧されて表面 洗浄水になります。 一部は下部より浄水集水管を逆流し、逆洗水になります。ろ過層を洗浄した排水は、排水ポンプVで集水され、排水といNに排出されます。

■ろ過排水工程

洗浄工程が終了すると、すべてのポンプは停止し、ろ過層を安定させます。その後、表洗ポンプTが稼働、切替弁Uが表洗より排水に切替えられます。 洗浄後のろ過排水は、逆洗ポンプ吐出管を逆流し、a点より表洗ポンプT(この場合はろ過排水ポンプとして作動します。)を経て、排水といに排出、前処理装置に返送または排水処理装置に送水されます。これらすべての操作は自動で行なわれます。このあと走行台は次のセクションに移動します。

B. 原水渠 C. 原水流入孔 E. ろ材 F. ポーラスプレート集水装置 
G. 浄水室 H. 浄水集水管 J. 浄水渠 K. 計量用四角堰 L. 浄水ます 
N. 排水とい R. 走行台 S. 逆洗ポンプ T. 表洗ポンプ U. 切替三方弁 
V. 排水ポンプ X. クリーナーボックス Y. 逆洗弁 

小型浄水装置(アクアクリーン)

[ 小型浄水装置 ]

アクアクリーンは、凝集・沈澱・ろ過をユニット化し建設日数、施設費の大幅縮小を実現した小型の飲料水用浄水装置です。沈澱汚泥の引き抜き、ろ過池の洗浄、薬品の注入を自動化して、無人管理も可能。維持管理も容易で、小型ながら大規模の浄水場と同じ浄水機能を持った装置です。


圧力式ろ過機

圧力式ろ過装置は、ろ過槽へ原水をポンプで圧送して密閉型の圧力下でろ過を行うため、負圧を招くことなく、高い損失水頭になるまでろ過を継続することができる装置です。
本装置は設計の自由度が高く、充填ろ材やろ過速度、ろ材の洗浄方法等を変更することで、除濁、色度除去、SS除去、除鉄、除マンガンさらには接触酸化除去、BOD、COD等の有機物除去、アンモニアまたは重金属イオン残留塩素、オゾン臭気などの吸着除去を行なうこともできます。
また、ろ層の洗浄方法や捨水工程など最適な運転管理システムにより、クリプトスポリジウム等の耐塩素性病原微生物対策(ろ過水濁度0.1度以下)としてご利用いただけます。

【 特 長 】

  • 高速ろ過による省スペース化を実現
  • 全自動運転で、維持管理が容易
  • エアー洗浄を組み合わせることで、洗浄水量の大幅削減を実現
  • 各施設の状況に合せ、最適装置を提案
  • 多様な処理に対応可能

■萩市上津江浄水場

■浅川町太田輪浄水場

フルオートフィルター

フルオートフィルターは、重力式自動急速ろ過機で洗浄水槽一体型の自然平衡型です。操作用制水弁は一切不要で、流入原水のエネルギーを利用してろ過・洗浄工程を自動的に行ないます。サイフォン発生用に一部電気を使用しますが、まったく電気を利用しない方法も可能です。さらに動力源のない山間部にも設置でき、付属設備がないので非常に小さい敷地ですみます。しかも無人運転ができるのできわめて経済的。ろ材を変更してマイクロフロック法として、または除鉄・除マンガン用としてもご利用いただけます。

【 特 長 】

原水水質、使用する薬品の種類、ろ過水水質等によってちがいます。

  • 動力源のない山間部にも設置可能。
  • 敷地が非常に小さい。
  • 無人運転も可能。
  • ろ材を変更して、マイクロフロック法として、 または除鉄・除マンガン用として利用可。

■フルオートフィルター断面

■和歌山県下津町

重力式ろ過装置

当社は、水道施設基準に基づきニューハーディンジ600以外にも、一般的な重力式ろ過池の設計・施工もいたします。

【 特 長 】

  • ろ過面積は計画浄水量をろ過速度で除したものです。
  • ろ過速度は120~150m/dを標準とします。
  • 池数は予備を含め最小限2池以上とし、予備池は10池までごとに1池とします。
  • 1池のろ過面積は150m2以下とします。
  • 形状は長方形を基準とします。

ろ過材洗浄リサイクルシステム

ろ過材は、3年に1回程度のサイクルで交換するのが一般 的ですが、ろ過材洗浄リサイクルシステムなら簡単な工法で、従来廃棄していたろ過材が再利用できます。また、機械化による省力化で作業時間を大幅に短縮し、一般 工法に比べコストを大幅に削減できます。

【 特 長 】

  • ホースさえ持ち込めるスペースがあれば、地下室や、大型機器の持ち込めない場所での作業も可能。ホコリなどもたてず、周囲を汚しません。
  • 軽量、節水型、作業人員の低減などのメリットを備えて、一般工法に比べ作業にかかるコストの大幅な削減を実現。
  • 機械化よる省力化で、作業時間も大幅に短縮。

■ろ過材洗浄
リサイクルシステム断面

1.ジェットポンプ
2.駆動水
3.振動スクリーン
4.バイブレーター
5.振動スクリーン槽
6.移動トラック

テレスコープ型水量 調節機

ろ過水量調節機は、緩速ろ過池の調整井に設置し、ろ過水量を調整する装置です。
ろ過池の目詰まりによって発生するろ過池と調整井の水位差に追従し、可動せきを上下移動させて緩速ろ過池の流量を調整します。
遠隔操作が可能となる自動式の【NAT-I】と、一切の電源を必要としない手動式の【NMT-Ⅱ】があり、2機種とも構造がシンプルなため、故障が少なく取扱いが極めて容易となっています。

■自動式NAT-I

■手動式NMT-Ⅱ

マイクロフロック法

マイクロフロック法とは、米国ネプチューン・マイクロフロック社の開発した3種ろ材混合の直接ろ過システムです。マイクロフロック法は、急速混和後の活性化されたフロックを、逆粒度構成の混合ろ層ろ過池で、高速処理して浄水とする、きわめて経済的なシステムです。

【 特 長 】

  • 代表的なマイクロフロックプロセス。 ろ材は、上層より下層になるにつれ細かく、逆粒度構成になっているので、粗大な懸濁物は上部に、下層は極めて細かいコロイド質を抑止します。濁質は3層全体で抑止除去するので抑止量 が非常に多く、また高速ろ過しても濁質のブレークスルーがありません。

■マイクロフロック法フローダイヤグラム