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アクアパイプライン

断層用鋼管

わが国には、2,000箇所以上の活断層が存在します。当社で開発した断層用鋼管は、このような断層面を横過して水道管路を布設する場合のように、地震発生時に極めて大きな地盤変状の発生が想定される箇所に適用できる耐震管です。
このような特殊な箇所では、断層を迂回する配管ルートを選定する方法や、伸縮可撓管を複数接続して配管するような方法が採用されていましたが、多額の費用を要していました。断層用鋼管は、このような箇所への配管を低コストで可能とする特殊な形状の鋼管であり、口径800mm~3,000mmの管路に対応できます。
図に示すような逆断層面では、地震時に数メートル規模の地盤変状が発生し、布設された管路に圧縮・曲げ変形が生じます。断層用鋼管はあらかじめ変形し易い箇所(波形部)を設けておくことで、この部分に曲げ変形を集中させ、断層変位を吸収することができます。また、波形部は鋼管の外側に変形するので内面を閉塞することはなく地震後も通水断面を十分に確保することができます。ただし、地震後は変形が残りますので水運用上問題のない時期を見計らい断層用鋼管部を新設管に取り替える必要があります。
このほかの適用方法として、地滑りや地盤沈下が懸念される箇所で、一方向大変位を吸収するための可撓管としても使用することができます。

▲埋設時

▲地盤変位後

▲変形前

▲変形後