ジャケットは水平剛性が高く、耐震性に優れ、現地施工期間を短縮できるなどの特長を有しています。これらに加え、ジャケットが鋼管骨組み構造であるため、河川や潮流などの通水に影響しない特長があります。
羽田空港D滑走路建設工事では上述の特長が評価されて、多摩川流域内に突出している滑走路部分に大量のジャケット式人工地盤が採用されました。個々に製作・現地据付したジャケットを現地で相互に結合して、平面的に連続化することで広大なジャケット式人工地盤が構築されます。
| 工事名称 | 東京国際空港D滑走路建設外工事 |
| 発注者 | 国土交通省関東地方整備局殿 |
| 目的・機能 | ジャケット式桟橋と埋立を組合せた空港用人工地盤 |
| 竣工年度 | 2009年度(平成21年度)完成予定 |
| 寸法緒元 | 桟橋部 幅520m×長さ1,080m、面積約520,000m2 ジャケット1基の標準寸法 長さ63m×幅45m×高さ35m 連絡誘導路部 幅60m×長さ620m×2列(航空機) 幅11m×長さ620m×2列(場周道路) |
| 数量 | 桟橋部:ジャケットの鋼材数量250,000t(鋼管杭を除く)、ジャケット198基 連絡誘導路部:ジャケットの鋼材数量24,000t(鋼管杭を除く)、ジャケット42基 |
| 設計概要 | 大規模ジャケットを連結して構築する大平面で、かつ大水深のジャケット式人工地盤 ・水深 約-20m、桟橋天端 海面上13~17m ・航空機荷重 A380(最大)、B747など ・設計地震動 八戸波、大船渡波、シナリオ地震(レベル2地震) ・設計供用期間 100年 |
| 特長 | ・桟橋部ジャケットの最大重量 1,600t ・鋼管杭 最大径Φ1,600×長さ70m ・航空機の繰返し走行に対する疲労耐久性 ・軟弱地盤上に建設される耐震安全性 ・耐海水性ステンレス鋼ライニング、チタン製カバープレート、内部空間の湿度制御による長期耐久性、維持管理性 ・急速施工、現場施工量の低減 |


