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廃棄物発電施設の運転・管理にAI技術を導入 ~プラントの安定・安心な操業を強化~

2017年2月6日
JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野久宣、本社:東京都千代田区)はこのたび、当社が運転を行う廃棄物発電施設に対し、AI※1 技術を活用しプラントの最適操業と自動化・省力化の推進等を目的として、日本アイ・ビー・エム株式会社のコグニティブテクノロジー※2を導入します。本テクノロジーの有効性の確認を終え、17年度中に廃棄物発電施設への試験導入を目指します。

当社はこれまで、廃棄物発電施設の効率的且つ、安心で安定的な運転を長期に維持するため、横浜本社内のリモートサービスセンターに設置されたJFEハイパーリモートⓇによる遠隔操業支援を行うとともに、そこで管理しているビッグデータの分析と有効な活用検討を行ってきました。

今後当社は、上記に加え最適な運転予測、経験豊富な運転員の知見など、あらゆるデータを蓄積し、本テクノロジーへの移転を行い、次のようなサービスを提供していきます。
1)プラントの運転データに、経験豊富な運転員の知見や設計ノウハウを組合せ、自動で最適な運転状態を維持します。
2)当社が有する運転やメンテナンスの技術、トラブル事例などの蓄積された情報から、最適な対応方法を導き出し、運転員に指示することで、これまで本社技術者や専門メーカに問い合わせていた対応を迅速化します。
なお、本テクノロジーはパソコンのほか、タブレット等のモバイル端末でも利用ができ、端末への入力や確認はキーボード操作に加えて口頭でも行えます。

当社は、日本アイ・ビー・エムのコグニティブテクノロジーの導入で国内のみならず、海外も含め、自動化・省力化による安心で安定な最適操業をよりいっそう強化してまいります。

  • ※1 人工知能
  • ※2 自然言語によるテキストや音声、映像などの膨大な非構造化データから学習し知見を導き出す技術

横浜本社リモートサービスセンター

以上

本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部 広報グループ
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