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2015年

世界遺産都市スリランカ国キャンディ市の下水処理施設を受注

2015年1月26日
JFEエンジニアリング株式会社

 

 JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野 久宣、本社:東京都千代田区)は、このたび、スリランカ国より下水処理施設の設計・建設を受注しましたので、お知らせします。

 スリランカ国は急激な経済成長を遂げておりますが、下水道はほとんどが未整備の状態で、下水道普及率は2.5パーセント程度に留まっています※1。世界遺産に登録される第二の都市キャンディ市においても、市民の生活排水は十分な処理がなされないまま河川や湖に直接流されており、水質の悪化をまねいていました。
 今回のプロジェクトは、わが国の同国に対する政府開発援助(ODA)で初めてとなる下水処理施設の建設で※2、市内約7万人分の下水処理を行い、同国の主要な水源であるマハウェリ川などの河川や湖の水質の改善を図るものです。

 この事業において当社は、横浜水ビジネス協議会の会員企業として、公民連携による国際技術協力(Y-PORT事業)に取り組む横浜市から、キャンディ市長などの政府関係者に対する水処理技術・下水道運営の紹介やビジネスマッチングの開催などの支援を頂きながら、営業を展開してきました。

 当社が受注した施設は、処理水量14,000㎥/日の下水処理施設で、プロペラオキシデーションディッチシステムを採用しています。このシステムは、曝気槽内の水中プロペラによって下水と散気装置から送られる酸素を攪拌することで、効率的に下水を浄化する方式で、プラントの運転や維持管理が容易になります。当社は、この方式による日本国内のプラントでトップの稼動実績を有しており、施設建設後に同国負担となるランニングコストを低減する方式として積極的に技術提案を行ってまいりました。今回の案件では、こうした実績や公民連携によるPRが高く評価されています。

 当社は、美しい古都キャンディ市における環境管理改善を契機に、今後インフラ整備が喫緊の課題となっているスリランカ国において、橋梁や廃棄物発電プラントなど幅広い商品技術を提供し、同国の経済発展に貢献してまいります。

※1:2010年度統計(出典:Global Water Market 2014)

※2:日本政府はスリランカ国を重要な援助国として位置付け、これまでODAにより道路などの
交通網や電力、上水道などのインフラ整備を支援している。


■完成予想パース




■プロペラオキシデーションディッチシステム方式の概要


以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室 TEL.045-505-8953