menu
ニュース

2014年

宮城県気仙沼港でハイブリッド防潮堤を受注
~プレファブ製品で津波対策施設の早期整備を実現~

2014年3月10日
JFEエンジニアリング株式会社

 

 JFEエンジニアリング株式会社(社長:岸本純幸、本社:東京都千代田区)は、宮城県気仙沼港の津波対策として、当社開発の「ハイブリッド防潮堤」を受注しましたのでお知らせいたします。本件により「ハイブリッド防潮堤」は、岩手県の山田漁港に続いて2件目の採用となります。

 この事業は、宮城県気仙沼港の津波対策で、既存のコンクリート防潮堤(高さ:海抜2.0m)に変わる海抜7.2mの高さの新防潮堤を整備するものです。当社が受注したのは、防潮堤計画の1期出件分となる300m区間の堤体製作・輸送で、2014年8月頃までに工場にて堤体製作を完了し、現地に搬入する予定です。

 この防潮堤は、臨海道路に沿った狭隘なエリアに短期間で設置される必要があり、当社は今回の計画に対し“占有面積の省スペース化”と“現場工事期間の最小化”の両方の条件をクリアできる「ハイブリッド防潮堤」の技術提案を進めてきました。これは鋼材とコンクリートからなるハイブリッド構造の直立型防潮堤で、盛土構造の防潮堤と比較して土地占有面積を20%まで大幅に縮小することができます。
 また、現地で基礎鋼管杭を施工している間に工場で堤体ブロックを製作(プレファブ)する工法であるため、基礎杭施工後わずか数日間で堤体と基礎を一体化することが可能で、RCコンクリート製の直立防潮堤と比較して現地工期を60%程度短縮することができます。

 現在、被災地域では急ピッチで復旧、復興工事が進められていますが、資機材や人手不足が深刻な問題となっています。プレファブ工法の「ハイブリッド防潮堤」は、現地の作業量(資材、労務)を最小限に抑えることができるため、こうした問題に対する解決策としても注目をいただいております。

 当社は今後も、東北地域の復興事業のさらなる加速に貢献してまいります。また、全国の沿岸地域の国土強靭化に向けて、最先端の技術を開発、提案してまいります。


■受注工事概要




■ハイブリッド防潮堤の概要図




■今回の受注範囲とメリット




以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室 ℡045-505-8953