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2013年

スマートアグリ事業部の新設について
~農業ビジネスに本格参入

2013年9月19日
JFEエンジニアリング株式会社

 

 JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岸本 純幸)は、このたび、エンジニアリングの対象を農業分野に拡大し、本格的に農業ビジネスに参入することを決定しました。また、これに伴い 本年10 月1日付の組織改正で、『スマートアグリ事業部』を新設いたしますので、お知らせします。
 『スマートアグリ事業部』は、同じく本年10月1日に新設される『快適社会創造本部』内に設置されます。同本部は、既存の都市インフラに留まらず、新しい社会生活基盤を創造するために提案・展開していくことを目的としております。『スマートアグリ事業部』はその方針のもと、農業分野における新しいビジネスモデルを社会に提供いたします。

 日本の農業は、TPPに代表される貿易自由化や農業従事者の減少、耕作放棄地の増加など、極めて厳しい事業環境であり、大規模化や生産効率の向上が課題となっています。こうした課題を解決すべく、当社は、地域特性に最適化な農業生産モデルをエンジニアリングノウハウを駆使して提案してまいります。具体的には、生産プラントを活用したビジネスモデルを農業事業者に対して提案していくとともに、自らもこのプラントにより野菜類の栽培生産販売事業を行ってまいります。

 当社の生産プラントは、当社のエネルギー最適活用技術と、国内の当分野の専門企業との提携を通じて栽培ノウハウや温室内環境制御システムを融合したもので、高い生産効率を実現するものです。具体的にはオランダ型の栽培管理技術を取り入れ、室内の温度、湿度、光量などを自動的制御し、最適化を図っています。これにより、天候や気候に左右されず安定かつ大量生産を可能にするとともに、作物の高い品質を確保することができます。また、国内初の大規模トリジェネレーションガスエンジン発電設備を併設し、電気・熱のほか、排ガス中のCO2を農作物に供給する環境負荷を低減した次世代型の生産プラントです。
 
 当社は、農業ビジネスに本格参入する第1ステップとして、未利用用地が多く農業生産基地として大きな潜在力を有する北海道・東北地区に自ら用地を確保し、温室型のプラントにより果菜類(トマト・パプリカ等)栽培し、卸売業者に販売します。2014年夏頃までにプラントを稼動し、同年中には作物の収穫・販売を開始する予定です。その後も各地域で各種農作物の最適生産システムを検証・確立し、生産事業の拡大も図っていく考えです。

 加えて当社は、生産性拡大を図る既存の農業事業者にこのプラントを活用したビジネスモデルを提案するとともに、企業の工場への併設など廃エネルギーの有効活用をサポートします。

 当社は今後も既存の農業事業者と共栄を図りながら事業を成長させ、力強い日本の農業の形づくりに貢献してまいります。


以上

■本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室 ℡045-505-8953