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2012年

東邦ガス四日市工場で新型熱量調整設備を受注
~多様な天然ガスの利用に対応する熱量調整器を共同開発~

2012年05月07日
JFEエンジニアリング株式会社

 

JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区 社長:岸本純幸)は、東邦ガス株式会社(本社:名古屋市熱田区 社長:佐伯卓)と共同で、都市ガス製造工程で使用する熱量調整器(熱調器)を新たに開発しました。

 都市ガスは、液化天然ガス(LNG)を気化させた後に液化石油ガス(LPG)を添加して所定の熱量に調整されています。一方、海外から輸入される液化天然ガス(LNG)は産地ごとに熱量が異なるため熱調器には高精度な制御が求められます。 また、都市ガスは時間帯によって需要の変化が大きいため、熱調器には広範囲の流量変動に対応した運転も求められます。

 従来のベンチュリ式熱調器では、最大運転流量の1/5以下の流量ではLPG液の微粒化ができないため混合が難しく、広範囲の流動変動に対応するには、大流量用と小流量用の2系列の熱調器が必要でした。
 今回両社が開発した新型熱調器は、LPG液を確実に微粒化できるノズルを組み込んでいるため、1系列の熱調器で最大運転流量の1/20の流量まで対応することが可能となりました。これにより、建設コストの削減および設置箇所の省スペース化を図りました。

 当社は、東邦ガス四日市工場で新型熱調器を受注しました。これは、東邦ガスが伊勢湾横断ガスパイプラインの開通に合わせて計画している四日市工場製造設備の増強工事で採用を決定したものです。

 今後、非在来型天然ガス(シェールガス)など低熱量LNGの導入が進むと考えられ、熱調設備の需要はますます高まると予想されます。また、電力会社・ガス会社・石油資源会社などの各エネルギー事業者間で繋がれるパイプライン網の整備に伴い、ガス会社以外からの需要も見込まれています。当社は、今後、熱調設備の拡販に向けて、積極的に営業展開を図ってまいります。

【本開発における両社の役割】
JFEエンジニアリング: 1)試験設備の設計・建設、必要に応じた改良・改造
2)本試験におけるデータの採取
3)本試験についての性能評価
東邦ガス:
1)試験設備の基本計画、試験計画の立案
2)試験設備への原料・電力等の提供および運転・監視操作
3)本試験におけるデータの採取
4)本試験についての性能評価


【新型熱調器の構造】
■都市ガス供給までの流れと熱調設備の役割
新型熱調器の構造


【会社概要】
(1) JFEエンジニアリング株式会社
創立 2003年(平成15年)4月1日
資本金 100億円
代表取締役社長 岸本 純幸
事業内容
ガス供給プラント、発電プラントの産業機械装置、 ゴミ処理設備等の環境衛生施設および橋梁、建築鉄骨等の各種鉄鋼構造物の企画、設計、販売、修理、運営ならびにこれらに関する工事請負 他
本社所在地 東京本社:
東京都千代田区大手町二丁目6番2号(日本ビル1階)
横浜本社:
横浜市鶴見区末広町二丁目1番地


(2) 東邦ガス株式会社
創立 1922年(大正11年)6月26日
資本金 330億7,200万円
代表取締役社長 佐伯 卓
事業内容 ガスの製造・供給および販売、冷温水および蒸気の地域供給、ガス機器の販売およびこれに関連する建設工事 他
本社所在地 名古屋市熱田区桜田町19番18号

以上

●本件に関するお問い合わせは下記にお願い致します。
JFEエンジニアリング株式会社 総務部 広報室 TEL.045-505-8953